この記事でわかること
- 施術の流れは受付・問診→着替え→施術(足元〜頭部)→クールダウン→会計の6ステップ
- 受付から終了まで、当日に何が起こるかがコース時間別の目安つきで先に分かる
- 初回前に伝えておきたいこと・持ち物・受けられない体の状態のチェックポイント
- 施術後の過ごし方と、効果を積み重ねる次回来店の目安
タイ古式マッサージは「何をされるのか分からない」という不安から、初回をためらう方が少なくありません。流れを当日の順番どおりに知っておくだけで、その緊張はほとんど消えます。本記事では受付から会計までの全工程を、目安時間と伝えるべきことを添えて整理します。
結論を先に書きます
タイ古式マッサージの当日は、受付・問診→着替え→施術(足元から頭部へ)→クールダウン→会計という大きな流れで進みます。所要は60分・90分・120分のコース時間に、前後の準備とお茶タイムが加わるイメージです。
初めてなら大切なのは、気になる部位と希望の強さを最初に伝えることです。痛みや強弱は施術中でも遠慮なく調整してもらえるので、構えすぎる必要はありません。
- 流れは6ステップ。足先から頭部へ末端→中枢の順に進む
- 初回は予約の10〜15分前に来店し、問診に余裕を持つ
- 持病・妊娠中・手術歴がある場合は受付で忘れず申告する
- 施術後は水分補給と休息。継続すると体の変化を実感しやすい
なお、発熱・急性の炎症・治療中の症状がある場合や、施術後に強い不調が続く場合は、自己判断せず医療機関へご相談ください。本記事は一般的な施術の流れの整理で、特定の効果を保証するものではありません。
タイ古式マッサージの施術の流れ:全体像とタイムライン
結論から言うと、当日の流れは6つのステップで進み、コース時間に前後の準備が加わります。まず全体像を押さえると、当日の見通しが一気にクリアになります。
タイ古式は足先から頭部へ、体の末端から中枢へとほぐしていくのが大きな特徴です。施術師による細かな違いはありますが、この順番はタイ伝統医学に基づいたもので、どのサロンでもおおむね共通しています。
下の表は60分コースを例にした目安です。90分・120分では施術本番の時間が増え、肩・首・頭部のヘッドケアまでじっくり受けられます。
| ステップ | 内容 | 目安時間 |
|---|---|---|
| ① 受付・問診 | カウンセリングシート記入、体の状態・希望を伝える | 5〜10分 |
| ② 着替え | サロン提供の施術着(パジャマ風)に着替える | 3〜5分 |
| ③ 施術(足元〜下半身) | 足先・ふくらはぎ・膝・太もも・腰の圧迫とストレッチ | 20〜30分 |
| ④ 施術(上半身) | 背中・肩・首・頭部の圧迫・ストレッチ・関節調整 | 20〜30分 |
| ⑤ クールダウン | 少し横になり、水やお茶を飲む | 5〜10分 |
| ⑥ 会計・退店 | 着替えて精算、次回予約も可能 | 5分 |
初めての方が満足度を得やすいのは90分コースです。60分だと全身を一巡したところで時間になりやすく、「気持ちよくなってきたのに終わった」と感じる方が多いためです。
コース別の時間配分の考え方
60分は受付・着替えを除いた施術本番が約45分です。部分的なケアやお試しに向いています。90分は本番に70分前後を充てられ、全身を丁寧にほぐせます。
120分は肩・首・頭部のヘッドケアまで余裕を持って組めるため、慢性的な肩こりや腰の張りを抱える方に選ばれやすいコースです。
施術中のコミュニケーション:痛みの伝え方
施術中は「痛い」「もう少し強く」と遠慮なく伝えることが、満足度を高める最大のコツです。とくに初回は体の硬さや感じ方に個人差が大きく、施術師も強さを探りながら進めています。
「もう少し弱めでお願いします」と日本語で言えば対応してもらえます。会話してもかまいませんし、黙って受けてもかまいません。緊張は不要です。
受付・問診:施術前の大切な準備ステップ
このステップの目的は、施術師があなたの体に合わせた施術を組み立てることです。ここで伝えた情報が、当日の安全と仕上がりを大きく左右します。
カウンセリングシートに記入する内容
多くのサロンでは初回にカウンセリングシートへ記入します。基本情報に加え、体の状態や持病の有無を確認する項目が一般的です。
主な記入項目は次のとおりです。正確に書くほど、自分の体に合った施術につながります。
- 現在の体の状態(肩こり・腰痛・むくみなど)
- 持病の有無(高血圧・心疾患・糖尿病・骨粗鬆症など)
- 過去の手術・骨折・怪我の経歴
- 妊娠・授乳中かどうか
- 特に気になる部位と、希望する施術の強さ
施術師への口頭説明で伝えるべきこと
シートに加え、口頭でも一言添えると精度が上がります。「先週から右肩だけ張っている」「デスクワークで首の付け根が痛い」など、具体的な状態ほど施術プランに反映されます。
過去にマッサージで「強さが物足りなかった」「ストレッチで腰が痛くなった」といった経験も役立つ情報です。施術師は医療行為を行うわけではありませんが、体の状態を把握することで施術の安全性と満足度が高まります。料金に何が含まれるかが気になる方は、タイ古式マッサージの料金相場もあわせてご覧ください。
施術着への着替えと施術室への移動
タイ古式はオイルを使わないドライマッサージが基本のため、専用の施術着に着替えます。ここでは着替えのポイントと施術室の様子を押さえておきましょう。
施術着の特徴と着替え方
施術着はタイパンツとゆったりしたシャツのセットで、多くのサロンが無料で貸し出します。綿のゆったりした作りで、施術師が体を動かしやすい設計です。
着替えは更衣室で行い、下着は着けたままで問題ありません。指輪・ネックレス・時計などのアクセサリーは施術中に当たって痛みの原因になるため、外してロッカーや鍵付きケースに保管します。貴重品の扱いが心配なら受付時に確認しておくと安心です。
施術室の環境と専用マットについて
伝統的なスタイルでは、ベッドではなく床に敷いた専用マットの上で施術します。施術師が体重を使って圧をかけやすいという機能的な理由があります。
日本では腰や膝に不安のある方向けにベッドタイプを採用するサロンも増えています。照明は暗めでアロマやBGMが流れることが多く、途中で眠ってしまう方もいます。眠っても問題ありませんが、体位を変えるときは声をかけてもらえるので、その際は動く必要があります。
来店前に準備しておくと安心なこと
- 食事は施術の1〜2時間前までに済ませる(満腹だと不快感の原因に)
- アクセサリーは自宅で外しておくとスムーズ
- 施術後は血行が良くなるため、飲む用の水を持参すると安心
- 初回は予約の10〜15分前に来店し、問診に余裕を持つ
施術本番:タイ古式マッサージで行われる主なテクニック
ここが施術の中心です。タイ古式は「動くヨガ」とも呼ばれ、圧迫とストレッチを組み合わせて全身を整えていきます。代表的なテクニックを知っておくと、当日の体の動きに戸惑いません。
指圧・手のひら圧・肘圧によるアプローチ
基本は指圧です。親指などで筋肉上の「センライン(タイ伝統医学で言うエネルギーの通り道)」に沿って圧をかけます。ふくらはぎや太ももには体重を乗せる手のひら圧、凝りの強い肩甲骨周りや腰には深い層に届く肘圧が使われることもあります。
施術師の技量で圧の深さや緩急が変わるため、同じコースでも担当者によって受け心地が変わります。
全身ストレッチと関節の可動域調整
施術の後半では、施術師が体を受動的に動かしながら股関節・肩関節・脊椎などの可動域を広げていきます。仰向けで膝を胸に引き寄せる腰部ストレッチ、横向きで股関節前面を伸ばすストレッチなどが一般的です。
初回はストレッチで「痛い」と感じる部位があるのも珍しくありません。これは筋肉や関節が硬くなっているサインです。我慢せず、痛みを感じたらすぐ伝えてください。
部位別の施術の特徴
部位ごとに役割が異なります。下に主な部位の特徴をまとめます。気になる部位は問診で重点希望を伝えると組み込んでもらいやすくなります。
- 足裏・足首:反射区への刺激。土踏まずや踵周辺は「気持ちいい」と感じやすい
- ふくらはぎ:「第二の心臓」。丁寧にほぐすとむくみや冷えのケアにつながる
- 腰部:骨盤周辺をほぐし、腰の張りをやわらげる
- 肩・首:現代人がとくに凝りを感じやすい部位。圧迫とストレッチでケア
- 頭部(ヘッド):頭皮への指圧で深いリラックスへ導く
初回前に確認しておきたい注意事項
タイ古式はリラックス効果の高い施術ですが、体の状態によっては受けられないことがあります。安全のため、この章は施術前に目を通しておいてください。
施術を受けられない・慎重に受けるべき体の状態
発熱・急性の炎症・感染症がある場合は施術を避けます。妊娠中(とくに初期)は原則お断り、または産婦人科医の許可がある場合のみ対応というサロンが多いです。
骨折・脱臼・術後間もない部位、血栓症・静脈瘤のある部位、皮膚の炎症や傷のある部位への直接施術は行いません。高血圧・心疾患・糖尿病・骨粗鬆症などの持病がある方は、事前に医師へ相談し、サロンにも忘れず申告したうえで受けましょう。妊娠中の方は妊娠中の施術で気をつけたいこと、男性の方は男性が利用する際の注意点もご確認ください。
施術強度の希望を具体的に伝えるコツ
強度は「強め・普通・弱め」の3段階が基本ですが、部位別に伝えるとさらに合います。「全体は普通、肩だけ強め」「ストレッチは控えめに」といった希望はとても参考になります。
初回は「弱めから始めて、様子を見ながら調整してほしい」と伝えるのが一番安心です。途中で「慣れたので少し強く」と変更してもかまいません。
施術前に伝えておきたい5つのこと
- 妊娠中・生理中・授乳中の場合は最初に申告する
- 手術・骨折・怪我の経歴がある部位を伝える
- 高血圧・心疾患・糖尿病などの持病の有無
- 特に気になる部位(肩・腰・脚のむくみなど)を具体的に
- 施術の強さの好み(初回は弱め〜普通が安心)
そのほか初回によくある疑問はよくある質問ページでも整理しています。
施術後の過ごし方と次回来店のタイミング
施術が終わってからの過ごし方で、心地よさの持ちが変わります。直後の体の変化と、効果を積み重ねる通い方を押さえておきましょう。
施術直後に起こる体の変化と対処法
施術後は血行が促進され、体が温かく軽く感じる方が多いです。一方で、普段使わない筋肉が刺激され、翌日に軽い筋肉痛や倦怠感が出ることもあります。これは好転反応と呼ばれ、2〜3日で和らぐのが一般的です。
対処の基本は水分補給です。施術後30分〜1時間以内に、水やハーブティーを200〜300mlほど飲むとよいでしょう。施術直後の飲酒は気分が悪くなることがあるため、少なくとも3〜4時間は控えます。
次回来店の目安と継続することの重要性
1回でも変化を感じる方は多いですが、慢性的な肩こり・腰の張り・むくみのケアには継続が効果的です。目安は、最初の1〜2か月は週1回、整ってきたら月1〜2回のメンテナンスです。
同じサロンに通うと、施術師が体の癖や好みを覚えてくれる利点もあります。次回予約で割引になるサロンや回数券もあるので、会計時に確認してみてください。施術がどんなものかを基礎から知りたい方はタイ古式マッサージとは、サロン選びはサロンの選び方が参考になります。
「凝りを根本からケアして、体型や姿勢まで整えたい」という方には、専属トレーナーによる個別指導のボディメイクも選択肢です。
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タイ古式マッサージの施術の流れに関するよくある質問
Q1:初回は何分前に来店すればいいですか?
初回は予約時間の10〜15分前の来店がおすすめです。カウンセリングシートの記入や口頭説明に5〜10分ほどかかるため、時間ぴったりだと施術時間が短くなることがあります。余裕を持った来店が、施術をフルに楽しむ第一歩です。
Q2:施術中に眠ってしまっても大丈夫ですか?
眠ってしまってもまったく問題ありません。むしろリラックスできている証拠です。ただし、うつ伏せから仰向けへの体位変換のときは声をかけてもらえるので、その際は目を覚まして動きます。深く眠っても優しく起こしてもらえるので安心してください。
Q3:生理中でも受けられますか?
受けられるサロンが多いですが、体調によっては血行促進で経血量が増えたり、腹部への圧迫で不快感が出ることがあります。来店時にその旨を忘れず伝え、腹部や腰の施術を調整してもらいましょう。体調が優れないときは見送る判断も大切です。
Q4:施術翌日に筋肉痛が出ましたが正常ですか?
施術翌日の軽い筋肉痛や倦怠感は好転反応と呼ばれる自然な反応で、初回や久しぶりの施術後に起きやすいものです。通常は2〜3日で和らぎます。十分な水分補給と休息が役立ちます。ただし痛みが強い・長引く・特定部位だけ異常に痛む場合はサロンへ相談してください。
Q5:持ち物は何を用意すればいいですか?
施術着はサロンが貸してくれるため、基本的に手ぶらで問題ありません。あると安心なのは、施術後に飲む水と、髪をまとめるゴムくらいです。アクセサリーは自宅で外しておくと着替えがスムーズです。
まとめ:流れが分かれば、初回も落ち着いて受けられる
最後に要点を整理します。
- 流れは受付・問診→着替え→施術(足元〜頭部)→クールダウン→会計の6ステップ
- 初回は10〜15分前に来店し、カウンセリングシートに正確な体の情報を書く
- 施術中は強さや痛みの希望を遠慮なく伝える。随時調整してもらえる
- 持病・妊娠中・手術歴がある場合は受付で忘れず申告し、安全を第一にする
- 施術後は水分補給と休息。継続すると体の変化を実感しやすい
当日の順番と「伝えるべきこと」さえ分かっていれば、初回の緊張はほとんど消えます。あなたが安心して、心地よい一回に出会えることを願っています。日々のセルフケアと組み合わせたい方は毎日のケアに取り入れる方法もあわせてご覧ください。
施術後の体の軽さを保ちたい方は、完全個室でのパーソナルトレーニングを習慣に取り入れるのも一つの方法です。まずは体験から試せます。
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この記事の運営者について
Ito|タイ古式マッサージの情報発信ブロガー。タイ現地と国内サロンでの施術体験をもとに、初めての方が安心して通えるよう、施術の流れや選び方を分かりやすく整理しています。本記事は公開情報と施術現場の一般的な進め方をもとにまとめた内容です。
免責事項
※本記事は一般的な施術の流れの整理であり、特定の施術の効果や効能を保証するものではありません。発熱・急性の炎症・治療中の症状がある場合や、施術後に強い痛み・体調の変化が続く場合は、自己判断せず医療機関にご相談ください。

