チェンマイのマッサージおすすめの選び方|寺院・街の店・スパの相場と北部ならではの手技

チェンマイのマッサージの選び方

チェンマイのマッサージは、寺院の施術所・街のマッサージ店・スパ型の店・リゾートの高級スパの4タイプで選ぶと迷いません。公式サイトで確認できる料金では、街の店のタイ古式が1時間400バーツから、スパ型の店で1時間900バーツ相当です。安さなら旧市街の寺院と街の店、雰囲気ならスパ型、と目的で分けて選べます。

この記事でわかること

  • チェンマイのマッサージを4つのタイプで選ぶ考え方
  • 公式サイト・観光庁の掲載で確かめた料金の目安
  • トークセンやラーンナー式など北部ならではの手技
  • 旧市街・ニマンヘミン・ナイトバザール周辺のエリアの違い
  • 予約・服装・体調など、受ける前に確かめること

公的情報源: タイ国政府観光庁「チェンマイ」(参照)/同「チェンマイのマッサージ & スパ」(参照)いずれも2026年9月29日確認

チェンマイは、バンコクの北方約720kmにあるタイ第2の都市です。古い寺院が点在する旧市街を歩いて回る旅になりやすく、夕方には足もふくらはぎも重くなっています。

そんなときに頼りになるのがマッサージですが、旧市街だけでも店の数が多く、どこに入るか迷いがちです。この記事では、店の名前を並べる前に「どのタイプの店を選ぶか」から整理しました。

この記事の要点

  • チェンマイの店は寺院の施術所・街の店・スパ型・高級スパの4タイプ
  • 公式で確認できる料金は街の店で1時間400バーツから、スパ型で900バーツ相当
  • 北部らしさを味わうならトークセンやラーンナー式のメニューを探す
  • 歩いて回るなら旧市街、カフェ巡りと合わせるならニマンヘミン
  • 寺院で受けるときは肩や膝が隠れる服で行く

目次

チェンマイのマッサージは4つのタイプから選ぶ

チェンマイで店を選ぶときは、まず4つのタイプのどれにするかを決めると早く決まります。同じタイ古式でも、タイプによって料金も雰囲気もかなり違うからです。

チェンマイのマッサージ店の4タイプ

  • 目的と予算で、まずタイプを選ぶ
    • 寺院の敷地にある施術所旧市街の寺院に多い。価格は控えめで、手技をじっくり味わいたい人向け
    • 街のマッサージ店旧市街やナイトバザール周辺に多い。1時間単位で気軽に受けられる
    • スパ型の店個室やシャワーがあり、北部の伝統を取り入れたメニューも選べる
    • リゾートの高級スパホテルやリゾートの中にあり、施術と滞在をまとめて楽しめる

図:安さと手技なら上の2つ、雰囲気と設備なら下の2つから選ぶと迷わない。

4タイプの違い

タイプ雰囲気予約向く人
寺院の施術所簡素・開放的飛び込みが基本安く本場の手技を受けたい
街のマッサージ店気軽・明るい飛び込みも可観光の合間に1時間だけ
スパ型の店個室・落ち着き予約が安心北部のメニューを試したい
リゾートの高級スパ非日常・広い予約が前提記念日や旅のごほうびに

寺院の敷地にある施術所

旧市街には寺院が多く、その敷地の一角でタイ古式マッサージを受けられる場所があります。設備は簡素ですが、料金が控えめで、手技をじっくり受けたい人に向いています。

寺院なので、服装には気をつけてください。タイ国政府観光庁は、寺院では男女ともノースリーブやショートパンツなど露出の多い服装を避けるよう案内しています(タイ国政府観光庁「エチケット」・2026年9月29日確認)。

街のマッサージ店

旧市街の通り沿いやナイトバザール周辺には、1時間単位で受けられる街の店が並んでいます。観光の合間に立ち寄りやすく、フットマッサージだけ短く受けることもできます。

たとえば旧市街周辺に7店舗を構える「Lila Thai Massage」は、2014年の創業です。女性に再出発の機会をつくることを掲げた店です。施術するのは、チェンマイ県の保健当局が認めた講師のもとで研修したセラピストだと公式サイトにあります(Lila Thai Massage 公式・2026年9月29日確認)。

スパ型の店

個室やシャワーがあり、落ち着いて受けたいならスパ型の店が合います。ラーンナー(北部)の伝統を取り入れたメニューを用意する店も多く、チェンマイらしさを味わいやすいタイプです。

観光庁のサイトには、旧市街サムラーン通りの「ザ・オアシス・スパ・ラーンナー」(10時〜22時・日本語メニューあり)が掲載されています。ターペー門から徒歩約5分の「ジラ・スパ」(10時〜22時)も同じく掲載店です。

リゾートの高級スパ

特別な時間を過ごしたいなら、リゾートの中にある高級スパという選択肢があります。観光庁のサイトでは、リゾート「ダラ・デヴィ」内にある「ザ・デヴァ・スパ・アンド・ウェルネス・センター」が紹介されています。

広さは3,100㎡で、アーユルヴェーダを取り入れた施術や、水中で体をほぐすワッツなどを扱うと案内されています(タイ国政府観光庁 掲載ページ・2026年9月29日確認)。スパの種類ごとの違いはタイのスパの種類と選び方で詳しく比べています。

チェンマイのマッサージ料金の相場|公式に出ている数字で比べる

料金は、街の店でタイ古式1時間400バーツから、スパ型の店で1時間900バーツ相当が、公式サイトで確かめられる目安です。店の口コミの数字は年によって変わるので、ここでは公式に出ている料金だけを並べました。

公式サイト・観光庁の掲載で確認できる料金(2026年9月29日確認)

店・場所メニュー料金出所
Lila Thai Massage(街の店)タイ古式 1時間400バーツから公式サイト
Lila Thai Massage(街の店)オイル 1時間650バーツから公式サイト
Lila Thai Massage(街の店)ハーブを使うコース 2時間890バーツから公式サイト
Fah Lanna(スパ型)タイ古式またはフット 1時間900バーツ相当公式サイトの10回券表示
ワット・ポー(バンコク・参考)タイ古式 1時間480バーツタイ国政府観光庁

Fah Lannaの数字は、10回券の表示価格から割り出しました。1時間のタイ古式かフットマッサージの10回券が、9,000バーツと表示されています。Fah Lanna Spa は旧市街・ニマンヘミン・ナイトバザール付近に店を構えています(Fah Lanna Spa 公式・2026年9月29日確認)。

バンコクのワット・ポーは比べるための参考です。タイ国政府観光庁の案内では、タイ古式マッサージが30分320バーツ、1時間480バーツとされています(タイ国政府観光庁「マッサージ & スパ」・2026年9月29日確認)。

チップの目安も予算に入れておく

料金のほかに、チップも見込んでおくと安心です。観光庁は、タイ古式やフットマッサージなら100〜200バーツ、高級スパなら200〜300バーツを目安として示しています。

チップは心付けなので、満足度に合わせて金額を決めてかまいません。食事や交通とあわせた旅の費用感は、タイの物価2026年版で確認できます。

チェンマイならではの手技と体験

せっかくチェンマイで受けるなら、北部の伝統を取り入れたメニューを1つ選ぶと旅の記憶に残ります。バンコクで受けるタイ古式とは、少し違う体験になるはずです。

タイ古式マッサージそのものは、「ヌアッ・タイ」として2019年にユネスコの無形文化遺産に登録されました。ユネスコの説明では、手・ひじ・ひざ・足を使う手技に、ハーブの温湿布を組み合わせる伝統療法とされています(UNESCO「Nuad Thai, traditional Thai massage」・2026年9月29日確認)。

チェンマイで探したい北部らしいメニュー

トークセン
どんな手技
木の棒を木づちで軽く叩き、響きで筋肉をゆるめる北部の手技
向く人
押されるより、振動でほぐれる感覚が好きな人
ラーンナー式のメニュー
どんな手技
北部の文化を取り入れた店ごとのオリジナル。ジラ・スパは伝統舞踊の付け爪を使う
向く人
チェンマイでしか受けられない体験をしたい人
ハーブの温湿布
どんな手技
蒸したハーブボールを体に当てる。タイ古式と組み合わせたコースが多い
向く人
冷えやすい人、ゆっくり温まりたい人

図:北部らしさを味わうなら、メニュー表でこれらの名前を探すと見つけやすい。

トークセン

トークセンは、木の棒を体に当てて木づちで軽く叩き、その響きで筋肉をゆるめる北部の手技です。チェンマイでは街の店のメニューにも載っていて、Lila Thai Massage の公式サイトにも「Tok Sen Massage」が並んでいます。

強く押されるのが苦手な人でも受けやすい一方、叩く音や振動に驚く人もいます。気になる場合は、最初に部位や強さを伝えておくと安心です。

ラーンナー式のメニュー

北部の文化を取り入れたメニューは、店ごとの工夫が色濃く出るところです。観光庁の掲載によると、ジラ・スパには「ロイヤル・タイ・ラーンナー・マッサージ」があります。北部の古典舞踊で使う長い付け爪を、セラピストが指先に付けて施術するメニューです(タイ国政府観光庁 掲載ページ・2026年9月29日確認)。

ハーブの温湿布

ハーブを布で包んで蒸したハーブボールを、体に押し当てていく施術です。タイ古式のコースに組み込まれていることが多く、Lila Thai Massage の2時間コースもハーブの温湿布を使う内容です。

ハーブボールの仕組みや、受けないほうがよい体調についてはタイ式ハーブボールの解説にまとめています。チェンマイ式とワット・ポー式という流派の違いが気になる人は、タイ古式マッサージの資格と講座の比較も読んでみてください。

エリアで選ぶ|旧市街・ニマンヘミン・ナイトバザール周辺

泊まる場所と観光の予定に合わせて、エリアを決めてから店を探すと移動の負担が減ります。マッサージのために遠くまで移動すると、せっかくほぐれた体がまた疲れてしまいます。

エリアごとの特徴

エリア特徴向く人
旧市街寺院が多く、寺院の施術所・街の店・スパ型がそろう寺院巡りの合間に受けたい
ニマンヘミン旧市街の西側。カフェや新しい店が多い買い物やカフェ巡りと合わせたい
ナイトバザール周辺旧市街の東側。夜まで人通りがある夜の買い物の前後に受けたい
郊外のリゾートホテル・リゾートの中にスパがある滞在先で完結させたい

旧市街は、四方およそ1.5kmのほぼ正方形の堀と城壁に囲まれていると観光庁が紹介しています。歩いて回れる広さなので、寺院を見て回った流れで近くの店に入る使い方がしやすい場所です。

観光と組み合わせた回り方は、チェンマイ観光ガイドでモデル動線とあわせて紹介しています。

受ける前に確かめたいこと|予約・服装・体調

4タイプのどこを選んでも、予約の要不要・服装・その日の体調を先に確かめておくと、当日の失敗はほとんど防げます。

チェンマイでマッサージを受けるまでの流れ

  • タイプとエリアが決まったら、この順に確かめる
  • 1予約が要るか確かめる高級スパやスパ型は予約が安心。寺院の施術所や街の店は飛び込みが基本
  • 2服装を合わせる寺院なら肩や膝が隠れる服。施術着に着替える店なら普段着でよい
  • 3体調を見て時間を決める歩き疲れた日は長めより短めから。日焼けした部分は強く押さないよう伝える
  • 4料金とチップを用意する現金のバーツを小額で分けておく

強さや痛みは施術中にその場で伝える。

図:予約・服装・体調の3つを先に確かめれば、当日に困る場面はほとんどない。

  1. 予約の要不要
  2. 服装と持ち物
  3. 体調と受ける時期

1. 予約の要不要

高級スパや人気のスパ型の店は、予約してから行くと安心です。たとえばタイ全国に店を持つ「レッツ・リラックス」は、公式LINEや公式サイトから予約できると観光庁のページで案内されています。

寺院の施術所や街の店は、飛び込みで受けるのが一般的です。夕方から夜は混みやすいので、時間に余裕を持って入ると待たずにすみます。

2. 服装と持ち物

施術着に着替える店なら、普段着で行ってかまいません。寺院の施術所では着替えずに受けることもあるので、肩や膝が隠れる動きやすい服が向いています。

店のタイプ別の服装と持ち物は、タイ古式マッサージの服装と持ち物が参考になります。

3. 体調と受ける時期

一日中歩いた日や日焼けした日は、いつもより体が敏感な状態です。強い圧を避けたいときは、最初に「弱めで」と伝えてください。持病や妊娠中の人は、受ける前に店へ申告することが欠かせません。

観光庁によると、チェンマイの乾期(11月〜1月)は平均気温が約25℃で、平野部より過ごしやすいとされています。寺院を歩いて回りやすい時期なので、観光の締めにマッサージを組み込みやすい季節です。施術前の注意点はタイ古式マッサージを受ける際の注意点にまとめています。

チェンマイのマッサージに関するよくある質問

Q1:チェンマイでマッサージを受けるなら、どのタイプがおすすめですか?

初めてなら、旧市街の街のマッサージ店が選びやすいでしょう。1時間単位で気軽に受けられ、公式サイトで確認できる料金ではタイ古式1時間400バーツからです。落ち着いた空間やチェンマイらしいメニューを求めるならスパ型の店、特別な体験ならリゾートの高級スパが向いています。

Q2:チェンマイのマッサージの料金相場はいくらですか?

公式サイトで確認できる範囲では、街の店のタイ古式が1時間400バーツから、オイルが1時間650バーツからです。スパ型の店では1時間900バーツ相当の例があります。寺院の施術所は街の店より控えめな価格で出していることが多く、高級スパは店ごとに大きく異なります。

Q3:チェンマイのマッサージでチップは必要ですか?

チップは義務ではありませんが、タイでは渡すのが一般的です。タイ国政府観光庁は、タイ古式やフットマッサージで100〜200バーツ、高級スパで200〜300バーツを目安として示しています。施術後に担当者本人へ、バーツの現金で渡しましょう。

Q4:トークセンは痛くないですか?

木づちで叩く響きでほぐす手技なので、指で強く押す施術より痛みを感じにくいという人もいます。ただ、叩く振動や音は好みが分かれるところです。初めてなら、タイ古式と組み合わせたコースで短めに試すと様子がわかります。

Q5:チェンマイでタイ古式マッサージを学ぶこともできますか?

チェンマイはタイ古式を学ぶ人が世界中から集まる街で、観光の合間に受けられる短期講座から、資格取得を目指す長期のコースまであります。費用や学校の選び方は、タイ古式マッサージ留学のスクール費用比較をご覧ください。

まとめ:タイプとエリアを決めてから店を選ぶ

この記事のまとめ

  • チェンマイの店は寺院の施術所・街の店・スパ型・高級スパの4タイプで選ぶ
  • 公式で確認できる料金は街の店1時間400バーツから、スパ型1時間900バーツ相当
  • 北部らしさならトークセン・ラーンナー式・ハーブの温湿布を探す
  • エリアは旧市街・ニマンヘミン・ナイトバザール周辺から、泊まる場所に合わせて
  • 寺院では肩や膝が隠れる服。体調と強さは施術前に伝える

チェンマイは、店のタイプもメニューも幅が広い街です。まず4タイプのどれにするかを決め、次にエリアを絞れば、候補は数軒まで減っていきます。

旅の後半に疲れが出てきたら、北部らしいメニューを1つ試してみてください。観光のモデル動線の中にマッサージの時間を入れておくと、最終日まで足取りが軽くなるはずです。

あわせて読みたい

※本記事はタイ国政府観光庁・ユネスコ・各店の公式サイトの公開情報をもとに2026年9月29日時点で整理した一般情報です。料金・営業時間・メニュー・店舗の場所は変わることがあります。最新の情報は各店の公式サイトでご確認ください。持病のある方や妊娠中の方は、施術前に店へ申告し、必要に応じて医師にご相談ください。

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この記事を書いた人

Itoです。もともとは総合病院の内科・整形外科病棟でスタッフとして5年間働いていました。薬では届かない慢性的な疲れに何度も向き合ううちに、体の根本に触れる仕事がしたくなり、英語もタイ語もできないままチェンマイの専門学校に2年通いました。帰国後は関西の高級スパで10年セラピストを務め、いまは自分の店を経営しています。現地で学んで驚いたのは、日本で「タイ古式」を名乗る店の多くが、本場の手技とはかなり違うということでした。このサイトでは、店を選ぶときに見るべき基準、自宅でできるセルフケア、施術の効果を引き出す受け方を紹介しています。持病のある方や治療中の方は、かかりつけ医に相談したうえで施術を検討してください。

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